バーチャルタワープレイヤーを悩ませる「ダリアフロア」。
「熱血!ダリア先生」「艶やかリリー先生」のシステム(解説はこちら)を使用したフロアで、他のフロアのセオリーが通用しないため、多くのキャプテンを悩ませました。
バーチャルタワーにおけるアクセントと門番を兼ねていたダリアフロアはバーチャルタワーのシステム変更以降舞台をバーチャルタワーTypeGのEXフロアに移し、ユーザーの手持ち次第でクリアの可否さえ変わる「キャプテンリトマス試験」に据えられることとなりました。
今回はなるべく多くのダリアフロアを対象に、攻略の基本となる情報をまとめた記事を作成しました。
※注:筆者の個人的な検証を元にまとめた攻略情報であるため、内容に不正確な部分を多分に含むと思われます。あくまでも一つの指針としてとらえてください。
クリアにぐっと近づける情報になるよう努力しておりますが、プレイヤーの所持しているキャラクターやチャームシール、それらによって発生する状況の変化によって容易に突破難易度が変化することもご了承ください。
※8月1日大幅改定:記事公開当時のバーチャルタワー19Fの攻略要素が多かった本記事を、より汎用的な記事に改定しました。
また、バーチャルタワーの仕様変更に伴う配置換えや現在のダリアフロアの立ち位置などを踏まえ、内容も増補いたしました。
ダリアフロアとダリアイベの違い
前見出しでふれておりますとおり、このダリアフロアは「熱血!ダリア先生!」「艶やかリリー先生」のシステムを流用しております。
本フロアの相手はHPが無限です。
3ターンの通常攻撃後に大ダメージスキル(エンドスキル)を使用してくるトランスターンと、エンドスキル後に突入する6行動限定でプレイヤーの与えるダメージが大きくなるクールターンを行き来して進行します。
クリア条件は規定ダメージを与えることです。
最終的には味方が全滅するかクリア条件達成後に戦闘終了を選択する(敗北となる通常の戦闘終了と違い、クリア扱いの戦闘終了も可能)までの間に稼いだダメージがスコアとなるため、クリア狙いでもスコア狙いでもダメージを稼げるだけ稼ぐことが至上命題となります。
イベントとバーチャルタワーTypeGとの違いは以下のとおりです。
- クリアまでに挑戦可能な回数は1回
- 弱点武器の設定がない
特に重要なのが挑戦回数で、複数回で規定ダメージを獲得すればいいイベントとは違い、必ず1回で突破しなければなりません。
そのかわりというべきか、イベント時の絶級などよりは低いダメージで突破可能に設定されています。
攻撃力ダウン・ダメージ軽減は必須級
攻略方法の基本はこちらで解説したダリアイベと同様の戦術と共通となっています。
なるべく多くのエンドスキルをかいくぐり、より多くのクールターンを迎えることが第1目標となり、ついでクールターンで与えられるダメージを増やすことが求められます。
勝利のカギは、ずばり攻撃力ダウンとダメージ軽減(バリア)です。
攻撃力ダウンは文字通り相手の攻撃力を減らします。エンドスキルもその影響を受けるため、攻撃力ダウンの有無で全滅までに耐えられるトランスターンの数が変わります。
ダメージ軽減はダメージを割合でカットするものとなっています。トランスターンも4、5と進行してくると、エンドスキルは攻撃力ダウン中でも2000オーバーのダメージを叩き出してくるため、割合カットも合わせてギリギリ耐えられるダメージに軽減する必要があるわけです。
更に余裕があれば防御力アップも絡めれば、より多くのクールターンが迎えられ、突破できる可能性が上がってきます。
7月20日のアップデートによりメンバー絞り込みにダメージ軽減が追加されたため、手持ちのメンバーの中で属性の一致したダメージ軽減持ちを探しましょう。
攻撃力ダウン・ダメージ軽減以外の編成
無事攻撃力ダウン・ダメージ軽減を編成できた場合、次に考えるのは回復と攻撃です。
エンドスキルの影響が残ったままでは結局次のエンドスキルまで耐えることが出来ません。
通常攻撃のダメージも無視するには大きすぎます。
なので、回復役による立て直しも必須です。
また、いくらクールターンのダメージが大きく増えていくとしても、まったくもってダメージを稼げない編成だとクリアは辛くなってきます。
なので、何らかの形でダメージを増やせるメンバーが必要となります。
回復役には強力な、特に瞬間回復力の高いメンバーを採用します。
攻撃+全体大回復などがあれば積極的に編成しましょう。
純粋な回復スキルはなるべくならクールターン終了後に使用したいところです。
もちろん、クールターン中の敵の攻撃で倒れてしまう場合は当然ながら攻撃回数を犠牲にしてでも回復する他ありません。
ダメージを増やすのに効果的なのは単体攻撃スキルや防御ダウン・攻撃アップが挙げられますが、個人的には防御ダウンをおすすめします。
単体防御ダウンをトランスターン中盤あたりに使用しておけば、その効果中にクールターンに突入できる(巨夜獣のダウンと違い、トランスターンとクールターンではデバフが切れない仕様)ため、かなりまとまったダメージが期待できるのです。
以上の点から、攻撃力ダウン・ダメージ軽減・防御力ダウン・回復の4要素をメインにチームを編成することをおすすめします。
実際の立ち回り
実際に挑戦する際には、まずどこまで耐えられるのかを見極める必要があります。
スキルのリキャストが間に合わない場合もまま発生するため(特にダメージ軽減)、単純に攻撃力ダウンやダメージ軽減を使用した場合のみならず、どちらか、あるいは両方未使用の場合も想定する必要があります。
なるべく多くのパターンでどれくらいのダメージを貰うかをリストアップできると、「絶対にここで攻撃力ダウンとダメージ軽減を合わせれば耐えてクールターンに行ける」という踏ん張れる部分や「ここでは攻撃力ダウンとダメージ軽減を併用しても耐えきれない」という敗北タイミングが見つかります。
それまでにクリアできていれば万々歳ですが、まだクリアに届いていない場合は更に敗北タイミングまでのダメージを最大化する作業が求められます。
ダメージを増やすには、スキルの使用タイミングを詰める必要があります。
例えば最初のクールターンで必殺スキルを使った結果、自分が突入できる最後のクールターンで必殺スキルが使えない場合を考えてみましょう。
この場合は「必殺スキルを使うタイミングをずらし、最後のクールターンで必殺スキルを使えるようにする」という形に変えることで最大数千ダメージの差が出てきます。
これらの条件は人によりけりなのであまり一般化した記述が出来ませんが、「最後のクールターンで強力スキルを使えればダメージが稼げる」ということを念頭に置いていろいろなパターンを試してみてください。
それだけでスコアの伸ばしどころが見つかるはずです。
それでも規定ダメージに届かない場合、クリマラを挑む手もあります。
クールターンの補正が大きいため、ダリアフロアではクリマラによるダメージ増加期待値=クリアの可能性増加が期待できます。
あとちょっと……という場合、仮に最大ダメージの攻撃がクリティカルならクリアに届くかどうか検討してみましょう。
そうでなくとも、クリティカル運や行動順の綾によってクリアの可否が変わる可能性はあるので、様々検討する中で挑戦を繰り返す価値はあります。
まとめ
ダリアフロアは試行回数を求められる場合が多いフロアです。
特にセオリーを投入し慣れていないキャプテンは、まずどのように立ち回ればいいのかから学んでいく事となり、必然的にリトライ回数が増えるでしょう。
ダリアフロアは他のフロアに比べるとリトライによって突破できる可能性が上がりやすいフロアではあります。
ですが、無理はする必要がありません。
仕様変更以降、ダリアフロアはEXフロアに格上げされています。
EXフロアはクリアが必須ではありません。
かつてのような門番ではなくなったのです。
厳しければ一旦クリアを諦める・後回しにするのが精神衛生上いいと思います。
努力や工夫はしても無理をせず行きましょう!
記事は以上となります。攻略の助けとなれば幸いです。
コメント