こんにちは、アニとゲ管理人です。
今回は『SSSS.GRIDMAN』第5話「挑・発」の感想を書き散らしました。
今回は気になる描写も多く、次回への期待が高まる展開となりました。
性質上ネタバレ多めとなります。ご容赦ください。
なお、管理人の視聴環境の都合もあり、放送をリアルタイムで見たまま「再見せずに」まとめています。
そのため、細かな点に間違いや誤解がある可能性が高い点をご了承ください。
何かありましたら気軽にコメント下さい!
ヒーロー物らしさが色濃くなった回
今までの感想記事では、比較的「特撮ファン寄り」の視点での記述が多くありました。
が、今回は特撮特有というような印象はあまり感じられず、代わりにヒーロー物全般に見られる展開が印象に残りました。
もちろん特撮ものでもヒーロー物の展開はまま出てくるわけですが、あえて特撮に寄せる形を取らなかったわけですね。
変に特撮に縛られるのではなく、本作ならではの自由な描写も増えてきて、作品としての個性も際立ってきたなと思いました。
【ネタバレあり】グリッドマンの過去?そしてついに正体露見!
はてさて、ここからはネタバレありきでずずずいっと行きましょう。
開幕からサービスシーン。数日前に2次創作ガイドラインが出て話題になっていた本作ですが、中盤らしく水着回でそっち方面にナイスボールを投げてくれました。
内容的には(視聴者に対して)裏表を隠さなくなったアカネちゃんが響くんに鎌をかける部分が一番重要でしょうか。
アカネは完全に響=グリッドマンと結論づけたようですし、響もアカネの問に違和感を抱いている様子。
そろそろ膠着状態は終わりを告げそうですね。
次回は1クールの真ん中、折り返し地点にふさわしい変化、ターニングポイントとなる展開が見られることでしょう。
さて、アカネは2学期に入ってからやるべきことに目覚めていろんな事がめんどくさくなった的な話をしていました。
これは怪獣づくりで間違いないでしょう。
また、1学期まではいろいろな事をうまくやっていたとも。
前回少し触れた通り、アカネちゃんの性格は最近変わった可能性があります。
そのタイミングはアレクシス(カーンデジファー様)と出会った頃というのが自説でしたが、それと重ねて考えると「2学期になってアレクシスと遭遇(1話アバン)、アレクシスの力で負の感情が増幅、今の性格になった」と考える事もできます。
2学期に入ってから怪獣を作り始め、あの怪獣だらけの街が出来たと。
ここからどれだけの時間が経っているのかも個人的には気になります。
響が見た夢も意味深でしたね。
槍で貫かれたグリッドマンと、1話冒頭でも描かれた5つの光が地上に落ちてくる描写。
前回、グリッドマンが記憶喪失であることが明らかにされましたが、その理由はこの1戦にあるのかもしれません。
敗北後に記憶喪失を起こし、この世界にグリッドマンが降り立ったと。
そうすると、グリッドマンの敗北、記憶喪失は2学期はじめ頃ということになるでしょうか。
この夢を響が見た、という点もまた気になりますね。
もちろん、グリッドマンと響が一心同体というのが理由でしょう。
とすると、響の記憶喪失とグリッドマンの敗北には深い関わりがありそうですね。
学校まであるきたくなくなるような暑さに違和感がなかったり、遠足で川下りにいったりといった作中描写を見るに、本作は秋ぐらいが舞台になっているように見えます。
この点はアカネの発言ともほぼ一致しますね。
街に並ぶ怪獣をアカネがアレクシスとの邂逅後に作ったものだった場合には若干作業ペースの問題が出てしまいますが。
このあたりに矛盾の少ない筋書きを考えると……
日頃のちょっとした鬱憤を、オリジナル怪獣が街で暴れる妄想で晴らしていたアカネ。
ある日空からやってきたアレクシスは、アカネの心の闇に漬け込み洗脳、本物の怪獣を生み出して実際に鬱憤を晴らさせつつ侵略を開始、今に至る。
アレクシスとの戦いで敗北したグリッドマンは記憶を失いエネルギー体として地上に倒れていた。
自身と合体できる響と出会うことでグリッドマンは意識を回復。しかしその結果、響は記憶を失ってしまう。
グリッドマンは自分が響の記憶を奪ってしまったことに気づけず、今に至る。
なんてのはどうでしょう。
グリッドマンのくだりは少し微妙ですが、記憶喪失に理由付けをしつつ、『ウルトラマン』『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』で指摘される事の多い「主人公の自我は人間のものなのかウルトラマンのものなのか」的な問いにそれとなく寄せた問い掛けがあったほうが本作にはあっているかなと思ったり思わなかったり。
さて、妄言が過ぎたところでこの話は終わりにして、次はバトルシーン。
まずは怪獣の圧倒的な巨大さが十分に演出されているのが良かったですね。
地味なところではグリッドマンの身長(現実世界での最大身長)が旧作と同じ70メートルというところにこだわりを感じました。
そしてでかい相手への対抗策が「射撃武器」というのが個人的にはツボでした。
ツインバスターライフル……もといグリッドビームのネーミングも相まって、『新機動戦記ガンダムW』のラストを思い出したりしました。
緑川さんですしね。まあ狙ってるのは間違いない。
ドリルである必然性に関しては微妙なものの(前回の上半身強化キックもそうですが、展開としてはむしろ見てて引き込まれましたが)、必殺技がこれなら納得の選択です。
……特撮だとかなり存在感の薄くなりがちなドリル戦車がドリルらしい活躍しなかったら本当にドリルが飾りになっちまうけどな!
また、終盤に描かれた瓦礫やら道路やらが不思議な力で動いている部分も気になりますね。
個人的にはこれが修復にあたるのではないかと思いますが、そうとう超常的な力が長い時間をかけて働いている事が伺えます。
グリッドマンの修復光線で一発だった原点とはまた違う力が働いているのでしょう。
要所で程よく挟まるギャグなどもテンポよく、相変わらず地味に密度の高さを維持しているのもまた良点ですね。今後も退屈とは程遠い作品になりそうで楽しみです。
と言ったところで記事は以上となります。お読みいただきありがとうございました!
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