※画像は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』から引用
「マギレコ」ゲーム内で大活躍する編成「Wまどかシステム」。
自チームのキャラクターを「鹿目まどか」(通常バージョンです)1体にし、フレンドサポートも「鹿目まどか」を選ぶことで、高難易度BATTLEも難なく突破できるという編成です。
筆者も2018年4月6日時点で開催中のイベント「FM神浜 Holy Radio Station 聖電波発信所」のBATTLE20をWまどかシステムで回しています。
今回はなぜこの編成が強いのかまとめました。
なお、文中のWまどかシステムはドッペル解放済みを前提としています。が、そこまでいかずとも相応の強さは発揮します。理論的に整理するための前提とお考え下さい。
マギレコの回復は貴重
マギレコは、HP回復がしづらいシステムです。
HP回復は基本的にスキル、アビリティ、コネクト、マギア(ドッペル)の効果に設定されています。
スキルはメモリアに設定されており、装備していなければ使用できません。また、規定のターン数が経たなければ再使用できません。
コネクトはチームの各キャラクターが3回行動する(行動前に相手が倒れてターンが終了しても、残りの行動はカウントされる)ことで可能となり、自分以外のキャラクター1体を指定して行えます。一度使うと再び行動回数をチャージする必要があります。
マギア(ドッペル)は戦闘によってたまるMPを100(200)消費して行う強力な攻撃です。当然MPが既定値までたまっていなければなりません。
以上のように、これらの3つの行動は、事前の準備と条件が必要となります。
また、アビリティによる回復も可能ですが、これもスキルと同様メモリアを装備しなければなりませんし、回復量は微々たるものに抑えられています。
これらの理由からHP回復がしづらい……ということになるのですが、Wまどかシステムはこれを覆す編成となっています。
無限コネクトでHPが尽きない
まどかはコネクトにHP回復&MP回復が設定されています。
先述の通り、コネクトは3回行動しなければ使用できません。
これは多くのキャラクターを編成している場合には大きなネックとなりますが、通常BATTLEの最低人数である2人の場合には、容易に達成できるようになります。
ターン毎の行動は5つのディスク中から3つを選ぶ形となっているため、2キャラ編成の場合には必ずどちらかのキャラを3回行動させることが出来ます。
つまり、2ターン目で確実にコネクトできるのです。
以降はややこしくなりますが、少なくともなかなかコネクトできない状況が続くことは(状態異常による行動不能などが絡まない限り)ありません。
数ターンに1回はほぼ確実に、多ければ毎ターンコネクトを打てます。
まどかのコネクトは、回復量が多く設定されています。
これは5人編成でのコネクト難易度を加味した設定がされたからでしょう。
それを頻繁に使用できるWまどかシステムでは、汲めども尽きぬ泉のごとくHPを回復させまくることが出来るのです。
頻繁に体力が回復できれば、自然と倒されづらくなります。
Wまどかシステムが安定する一端は、ここにあるわけですね。
HP回復コネクトと相性のいいマギア
マギアもまた、安定度を高める要素となっています。
まどかのマギアは、追加効果として自チームのMPを回復させ、さらにダメージカット効果を付与します。
先述の通り体力回復によって倒されづらいWまどかシステムは、マギアでダメージカットすることによってさらに安定します。
ダメージカットの効果により被ダメージが減り、回復する間もなく倒される可能性が減るからです。
Wまどかシステムは回復する上にマギアで固くなる強力パーティーというわけですね。
本当に無尽蔵なのはMP
そして、コネクトとマギアに設定されているMP回復が、さらに安定感を高めています。
先述の通り、Wまどかシステムの硬さを支えるのはマギアです。
マギアを打つにはMPが必要なため、本来はマギアによるダメージカット効果が続かないのがWまどかシステムの弱点となるところです。
しかし、まどかはマギア・コネクトの両者共にMP回復が設定されているため、マギアを打つにはMPが必要という点が弱点になりません。
コネクトを飛ばせばMPが増え、マギアを打てばMPが回復するのですから。
二人そろってマギアを打てば、もう次のマギアが打てる寸前までMPが回収できてしまいます。
マギアを打つことで次のマギアが近づき、結果的に一度準備さえ整えば毎ターンのようにマギアが飛び交うこととなります。
マギアはリソースを消費する分だけダメージが高く、マギア連発によりクリアに必要な突破力も確保できます。
これはドッペルにおいてもおおよそ同じです。
ドッペルはマギアの倍のMPが必要で打ちにくい分マギア以上のダメージが出ますが、Wまどかシステムにおいてはコネクトを使用すれば比較的簡単に使用条件を満たすことが出来ます。
火力および防御力の安定性についてもWまどかシステムはずぬけているのです。
Wまどかシステムを支える専用メモリア
Wまどかシステムを語る上で外せないのが、まどか専用メモリアです。
効果は全ディスクをアクセル(MPを貯めるディスク)にするというもの。
まどかのディスク構成はアクセル2つとなっていますが、メモリア使用時には3つ以上のアクセルがどこかからまろび出てきて、単体でアクセルコンボを組めるようになります。
おそらくアクセルディスク不足を回避するための設定だと思われます。
アクセルコンボの効果はパーティー全体のMP20アップ。
アクセルディスク自体のMPも当然ながら獲得可能となります。
これにより、初手アクセルコンボでMP20確保しつつ、攻撃でもMPが増加し、なおかつコネクトの準備も整えられるようになります。
すでに上げたWまどかシステムの強みを早速確保する事ができるのです。
もちろん、プエラコンボの火力アップも適用されるので、MPを犠牲に火力が大幅低下……ということもありません。
強力故にリキャストタイムが長く、専用故に通常なら編成に1つしか刺せないとなるこのメモリア。
ですが、Wまどかシステムではこのメモリアを自分のまどか・フレンドのまどかの2つ分パーティーに組み込むことが可能です。
2回使ってしまえば、もう十二分なのMPがたまります。
もちろん、2ターン目以降はコネクトを絡めることでスキルの補助無くプエラコンボとアクセルコンボを両立させることも可能となります。
専用メモリアを確保することで、初動が一気に安定します。
所持していればぜひ投入したいレベルの好相性メモリアと言えます。
あなたもWまどかシステムを試してみませんか?
まどかを所持している方にとっては今更かもしれませんが、高難易度クエストほどWまどかシステムは効果を発揮します。コネクトによるリカバリー能力とマギアによる堅牢さがより引き立つのです。
もちろん弱点も存在しますが、ほとんどが他のパーティーでも弱点となる普遍的なものです。
投入しない理由はありません。
あなたもWまどかシステムで安定したマギレコライフを送ってみませんか?
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