こんにちは。オルガル起動したら急にガチャがきたのでたまげた管理人です。
2018年5月16日15時から2018年5月21日14時59分まで、ゲーム「オルタナティブガールズ」にて「アナザーカラーシリーズガチャ」が開始されました。ほんとこのゲームは急にガチャが来る
本ガチャは事実上の復刻ガチャにあたります。限定ガチャが本当に限定なオルガルでは初の試みです。
が、ただの復刻ガチャには終わりません。登場キャラの色と属性が変更された物となっています。
このガチャ、個人的には単なる復刻とは違う良い点と悪い点があると思うので、この記事では個人的な見解を纏めました。
※2018年6月15日更新:本日15時より、2回目の「アナザーカラーシリーズガチャ」が開催されています。
「ヴァルキリーシリーズガチャ」よろしく、今後は月に1回ペースで月中旬に開催されると思われます。
ある程度開催ペースが判明した時点で、再び記事内容について修正を加えたいと思います。
色も属性も違う復刻ガチャ?
まず、記事冒頭で「事実上」と記したとおり、本ガチャは正確には復刻ではないと管理人は考えています。
以前と同じなのはメンバーを獲得することで見られるようになる思い出の「内容」のみ。
メンバーの衣装は同一デザインの色違いで、思い出内のメンバー衣装も同様に過去の限定メンバーとは違うものとなります(内容は共有であるため、限定メンバーと復刻メンバーを所持している場合は思い出鑑賞前にどちらの衣装を見るか選択できる)。メンバーの属性も初登場とは違う物となっています。
スキル構成は確認できる限り同じですが、属性が違えば使える場面も自ずと代わります。
つまり、本ガチャは限定メンバーの思い出回収用ととらえることもできなくはありません。
また、本ガチャは「ヴァルキリーシリーズ」同様、定期的に開催される予定である旨が明らかにされています。
※6月15日追記:本日15時より2回目のアナザーカラーシリーズガチャが開始されました。
今まで限定だった思い出と衣装デザインが、本シリーズに限り再獲得可能ということになるわけです。
もうすぐ2周年を迎える本作において、限定ガチャは限定である事が定着していました。限定ガチャの期間中に引けなかった、そもそもプレイを開始していなかったプレイヤーにとっては福音ともなりえます。
また、属性違いによる影響は先に記したとおりですが、これが転じて限定ガチャメンバーのゲーム上における唯一無二性も保たれます。
これだけ考えるとスゴイいいガチャという気もします。筆者も基本的にはそこまで強いマイナス感情は抱いていません。
ただ、手放しで喜ぶべきなのかと聞かれると、それは違うと思える部分もあります。
復刻としての弱みと、限定復刻の弱み
まず第一に問題となるのは、復刻ガチャとは言い切れないそのカード性能・衣装カラーです。
カード属性は覆しようのない強みと弱みを生むため「あの限定ガチャのメンバー性能が欲しい」というプレイヤーの要求に答えるのは不可能なものとなっています。
性能重視のプレイヤーの要求は満たせないガチャなわけです。
個人的にはこのガチャ一番のネックがここかなと感じています。適宜出撃メンバーを練る必要のあるオルガルにおいて、結局埋めたかった穴が埋まらないというのは復刻としてはかなりの減点要素です。
衣装カラーに関しても、あの色合いが良かった、欲しかった、というユーザーは間違いなく生まれるはずです。
さらに思い出の内容が完全復刻というのも地味にマイナス材料たりえます。登場するキャラクターの衣装こそ別ですが、シナリオは同じす。
キャラファンにとって大事なメンバーストーリーを全力で取りに行ったのに、あとからいつでも取りに行けますと言われたら「あの時無茶して取りに行ったのに……」という悪感情が生まれても仕方ないでしょう。
筆者は何らかの形で思い出も復刻してほしいと思っていたのでそこまでネガティブなイメージはありませんが、思い出難民の救済とどちらを優先するべきだったのかはプレイヤー個々人の考えによって変わる部分だと考えます。
単に新メンバーが登場するガチャ?
そして、実質的に新メンバーが登場したという復刻形式も問題です。
属性が変わった結果、新たな強みを持つこととなった復刻メンバー。
そのため、ガチで詰めていくプレイヤーにとっては「復刻メンバーだからこそ使える状況」が生まれうることとなります。恒常メンバーの組み合わせでもなんとかなる場合も多いですが、単独で必要な要素をまかなえるようになったりすると一気にガチ勢の評価が高まるわけです。
当然、使うためには獲得する必要があります。
当然、元のメンバーを持っていてもこの点は代わりません。
故に、ガチ勢ほど限定ガチャで引いたメンバーと重複部分が多いメンバーを取りに行かざるを得ないことになるのです。
また、衣装に関しても「あの時大枚はたいて引いたのにこっちのほうが良かった」なんて感想も出るんじゃないでしょうか?
そうすると、結局新たなメンバーとして欲しくなってしまう。ジューンブライド復刻で桜子のドレスが純白になったら……大枚は叩いてないけど……むーん……
この部分に関してだけいえば、完全に復刻してしまったほうが良かったと断言できます。全く同じであれば、獲得する旨味も全く同じとなり、持っているならスルーすればいいガチャになるのですから。
管理人の思い
ぶっちゃけた感想を言うと、筆者はこのガチャに「あの時獲得できなかった思い出を手にできるチャンスが生まれた」「限定ガチャの存在意義をなるべく活かした復刻ガチャが出来た」という印象とともに「既に限定メンバーを持ってるプレイヤーに対しても課金を促している」という印象も持ちました。
限定メンバーを持っていないユーザーについては、思い出が回収できるチャンスが生まれたことは大きなプラスだと思います。
持っているユーザーにとっても、限定メンバーの価値をそこまで下げない点がプラスに思える方も多いでしょう。
筆者も自分がプレイする上では、限定メンバーストーリーゲットのチャンスが限定メンバーそのものの価値をそこまで下げずに実装された点はありがたいし素晴らしいと思います。
しかし、性能的にほしいと思っていたメンバーが復刻では手に入らず、既に持っているメンバーであっても性能的に復刻メンバーの方がほしい場面が現れるのは、単なる復刻以上に根深い問題になりうるのも事実です。
また、ゲーム的には性能の違いから、キャラ愛的には衣装の違いから中途半端な復刻になっているのは、より致命的な問題と言えるでしょう。
さらに、完全な復刻が一気に難しくなったのも難点です。
復刻に似た別メンバーの実装で、復刻が賄われてしまう。
限定ガチャも復刻するかもしれないから大丈夫という幻想に関してだけいえば、ほぼ潰えてしまったのが残念です。
それでも、持っていなかったメンバーの思い出を獲得できるチャンス・色違いとはいえ限定で出たために取れなくなっていたメンバーの衣装を確保できるチャンスが生まれたのは素晴らしい利点だと思います。
筆者もガチ課金勢レベルの投入ができていないため、のがした限定メンバーの獲得チャンスがあるのは素直に嬉しいです。
願わくば、一人でも多くのプレイヤーがこのガチャシリーズで「今までならあり得なかったはずの思い出」をメンバーと共有してもらえますように。
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